エリス

According to wikipedia:

Eris (/ˈɪərɪs, ˈɛrɪs/; Greek: ἜριςÉris, “Strife”) is the Greek goddess of strife and discord. Her Roman equivalent is Discordia, which means the same. Eris’s Greek opposite is Harmonia, whose Roman counterpart is Concordia.[3]Homer equated her with the war-goddess Enyo, whose Roman counterpart is Bellona. The dwarf planet Eris is named after the goddess.

And hateful Eris bore painful Ponos (“Hardship”), Lethe (“Forgetfulness”) and Limos (“Starvation”) and the tearful Algea (“Pains”), Hysminai (“Battles”), Makhai (“Wars”), Phonoi (“Murders”), and Androktasiai (“Manslaughters”); Neikea (“Quarrels”), Pseudea (“Lies”), Logoi (“Stories”), Amphillogiai (“Disputes”) Dysnomia (“Misrule”) and Ate (“Ruin”), near one another, and Horkos (“Oath”), who most afflicts men on earth, then willingly swears a false oath.[5]

エリス古希: Ἔρις, Eris)は、ギリシア神話の不和と争いの女神である[1]。殺戮の女神エニューオーと同一視される。ローマ神話のディスコルディア(Discordia)に相当する[1]

ホメーロス叙事詩イリアス』では軍神アレースの妹とされ[2]ヘーシオドスの『神統記』では夜の女神ニュクスが一人で生んだ娘とされている[3]ヒュギーヌス『神話集』では夜ニュクスと闇エレボスの娘に不和(ディスコルディア)が生まれたとしている[4]。戦場では血と埃にまみれた鎧を着て槍を持ち、火炎の息を吐く。通常、有翼の女性として描かれる[1]

エリスは多くの災いの母となり、ポノス(労苦)、レーテー(忘却)、リーモス(飢餓)、アルゴスたち(悲歎)、ヒュスミーネーたち(戦闘)、マケーたち(戦争)、ポノスたち(殺害)、アンドロクタシアーたち(殺人)、ネイコスたち(紛争)、プセウドスたち(虚言)、ロゴスたち(空言)、アムピロギアー(口争)、デュスノミアー(不法)、アーテー(破滅)、ホルコス(誓い)を生んだ[5]

ウェルギリウスによると、冥界の門の近くには有象無象のオネイロスたち(夢)が絡まるニレの巨樹があり、周りには冥界の神々や怪物たちが住み、血染めの紐で蛇の髪を結んだエリス(ディスコルディア)もそこに住んでいる[6]

ヘーシオドスは教訓詩『仕事日々』の中で、二種のエリスについて書いている。片方は忌まわしい戦いと抗争を蔓延させる残忍なエリスだが、もう片方はニュクスが生んだ長女であり、怠け者も相手への羨望によって切磋琢磨する闘争心を掻き立てる、益のある「善きエリス」がいるとした[7]

エリスは『イソップ寓話』にも不和や争いの寓意として登場している。ヘーラクレースが旅をしていると、狭い道に林檎に似たものが落ちているのを見て踏み潰そうとした。しかしそれは倍の大きさに膨れ、もっと力を入れて踏みつけ棍棒で殴ると、さらに大きく膨れ上がって道を塞いでしまった。呆然と立ちつくすヘーラクレースのもとにアテーナーが現れて言った。「およしなさい、それはアポリア(困難)とエリス(争闘)です。相手にしなければ小さいままですが、相手にして争うと大きく膨れ上がるのです」[8]

以上、wikipediaから。

According to Oxford languages,

afflict /əˈflɪkt/ verb : (of a problem or illness) cause pain or trouble to; affect adversely.